オールアロング (All Along)
1979~2005 牝 鹿毛 仏国産
ターゴワイス 黒鹿 1970 |
Round Table | Princequillo |
Knight's Daughter | ||
Matriarch | Bold Ruler | |
Lyceum | ||
Agujita 鹿 1966 |
Viexux Manoir | Brantome |
Vieille Maison | ||
Argosy | Coastal Traffic | |
Prosodie |
仏、英、日、米、加で21戦9勝 (GⅠ5勝)
主な勝ち鞍:凱旋門賞GⅠ、ロスマンズ国際GⅠ、ターフクラシックGⅠ、ワシントンDC国際GⅠ、ヴェルメイユ賞GⅠ
3歳時ヴェルメイユ賞(G1芝2400m)に勝ち、凱旋門賞に敗れた後ジャパンC(2400m)に参戦。直線で失速するジョンヘンリー の横をスルリと抜け出し一度は先頭に立ったがハーフアイストにクビ差交わされ惜しくも2着。圧巻は4歳秋のGⅠ4連勝で、手始めに凱旋門賞(G1芝2400m)で英オークス馬サンプリンセスに勝つと、大西洋を渡り中1週でカナダ・ロスマンズインターナショナル(G1芝2600m)に出陣。後方から位置をあげて先頭に立つと後続を2馬身引き離して優勝し、続いて中1週のターフクラシック(G1芝2400m)を8馬身3/4差で圧勝。さらに中1週で臨んだワシントンDCインターナショナル(G1芝2400)を早めに抜け出して3馬身1/4差で勝ち、史上初めて東海岸芝レース三冠を同一年度に達成。100万ドルのボーナスを手にすると共に、ターフの専門馬として初めて米国年度代表馬に選出された。
参考文献:
『20世紀のアメリカ名馬100』 68位(週刊Gallop収録)
『競馬歴史新聞』 p.152
オルテルロ (Ortello)
1926~1945 牡 栗毛 イタリア産
鹿 1913 |
Ajax | Flying Fox |
Amie | ||
Rondeau | Bay Ronald | |
Doremi | ||
Hollebeck 鹿 1914 |
Gorgos | Ladas |
The Gorgon | ||
HildaⅡ | Rabelais | |
Helen Kendal |
伊、仏で19戦16勝
主な勝ち鞍:凱旋門賞、イタリア大賞、ミラノ大賞、ダービー・レアレ(伊ダービー)、ファスキオ賞、キウスラ賞
2歳時、4戦3勝で臨んだキウスラ賞(2歳以上・芝1400m)で伊オークスやジョッケクルブ大賞を勝った年上の名牝エルバに5馬身差をつけて圧勝、将来を期待される。3歳を迎えてイタリア・ダービー(芝2400m)を直線で余力を残し4馬身差で逃げ切ると、国際レース・イタリア大賞(芝2400m)を5馬身差のレコード勝ち。続くミラノ大賞(芝3000m)では、スタートで出遅れるも落ち着いて追い出し、フランスから来たピンソーとの叩き合いを制して3/4馬身差の優勝。ファスキオ賞(伊セントレジャーの前身、芝2800m)を15馬身差で勝って国内に敵無しと見ると、イタリアの威信をかけてフランス凱旋門賞(芝2400m)に挑戦。前年度凱旋門賞馬カンタールやドイツのオレアンダー との三つ巴の叩き合いを制し、1/2馬身差で栄冠を掴んだ。引退後、6度のイタリア・リディングサイアーとなる。
参考文献:『伝説の名馬3』 p.283-294
オレアンダー (Oleander)
1924~1947 牡 鹿毛 ドイツ産
Prunus 鹿 1915 |
Dark Ronald | Bay Ronald |
Darkie | ||
Pomegranate | Persimmon | |
Briar Root | ||
OrchideeⅡ 栗 1910 |
Galtee More | Kendal |
Morganette | ||
Orseis | Saint Serf | |
Orsova |
独、オーストリア、仏で23戦19勝
主な勝ち鞍:バーデン大賞(3回)、オーストリア大賞(2回)、ベルリン大賞(2回)、セントサイモン・レネン(2回)
2歳時2戦2勝のあと、調教中に骨盤骨折の大怪我を負い、一時は安楽死も考えられたが驚異的な回復力で復活する。クラシックには間に合わなかったものの、3歳秋のバーデン大賞(芝2400m)では独ダービー馬マージャンを4着に置き去りにして優勝。4歳同レースを5馬身差で圧勝し、5歳時はこの年の独ダービー馬グラフイソラニを4馬身突き放して優勝。1879年の名牝キンツェム 以来50年ぶりにバーデン大賞3連覇を達成した。国内では無敵のオレアンダーだったが、4歳、5歳時に挑戦した凱旋門賞(芝2400m)がそれぞれ5着、3着と揮わなかっため、競走馬としての世界的名声を得ることは出来なかった。引退後はヒトラー閣下の所有馬となり軍馬生産に関わるという不運にも見舞われたが、それでもドイツ・リーディングサイヤーに輝くこと9回。種牡馬としての名をあげた。
参考文献:『伝説の名馬1』 p.217-227
世界の名馬を日本語で
はじめまして。管理人のカイザキと申します。
世界で活躍した名馬を日本語で紹介しています。
欧州の資料が不足しているので、
若干アメリカ寄りのラインアップになると思われます。
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