デイジュール (Dayjur) | 世界の名馬を日本語で ブログ版

デイジュール (Dayjur)

父Danzig 1987年生まれ 米国産

 

2歳6月英国でデビューし2戦1勝。秋シーズンは後肢の故障で休養した。3歳、ヨーロピアンフリーH(芝1400m)で7着に大敗した後は短い距離に専念し、5月テンプルS(G2芝1000m)で重賞初勝利。8月ナンソープS(G1芝1000m)ではレースの半分程で4馬身のリードを奪うと、騎手が鞭を振るういとまもなくゴールへ跳び込み、56秒16という圧巻のレコードタイムで衝撃のGⅠデビューを果たした。9月のスプリントC(G1芝1200m)を勝った後、10月には渡仏してアベイユドロンシャン賞(G1芝1200m)を快勝。欧州最強スプリンターとして1番人気で米国BCスプリント(G1芝1200m)に挑んだが、直線、前を行くセイフリーケプトに並びかけ態勢有利になったところでコース上に広がるスタンドの影に驚き障害馬の様にその影をジャンプ。この“珍事”でわずかに失速し、クビ差で勝利を逃した。1990年タイムフォーム社選出欧州年度代表馬。

 

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