タンティエーム (Tantieme) | 世界の名馬を日本語で ブログ版

タンティエーム (Tantieme)

父Deux-Pour-Cent 1947年生まれ 仏国産

 

2歳時5戦4勝。仏グランクリテリウム(芝1600m)では好位から鋭伸してモルニ賞馬クサリノールを交わすなど早くから名馬の誕生を予感させた。3歳、仏2000ギニー(芝1600m)で後の英ダービー馬ガルカドールを下し、続くリュパン賞(芝2100m)も快勝。仏ダービー(芝2400m)でも当然のように1番人気に支持されたが、ゴール前、この後英セントレジャーを勝つスクラッチを振り切ることが出来ず2頭並んだままゴール。写真判定の無い時代、審判委員の裁断でハナ差負けと裁決された。7月には初の渡英戦となるクイーンエリザベスS(芝2400m)を戦い名牝コロナティオンにアタマ差勝ち。10月には凱旋門賞(芝2400m)に出走し、前述したスクラッチやコロナティオン、愛ダービー馬ダークウォリアーらを破って優勝した。翌年に行われた第1回“キングジョージ”(芝2400m)は3着に敗れたが、凱旋門賞を2馬身差で勝ち連覇を達成。

 

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